占いブログ【九星気学】本命殺、的殺と小児殺の凶方位

本命殺とは自分の本命星が廻っている九星の方位のことを言います。また月命星が廻っている方位を月命殺と呼び、本命殺・月命殺が廻っている方位は凶方位となります。特に月命殺は月命星がもっとも働く15歳くらいまでの子供に影響し、本命殺はそれ以上の年齢の人に影響します。

たとえば1980年7月生まれの人は本命星が二黒、月命星が七赤です。2017年8月11日の年盤（左下図）を見ると西北に二黒、南西に七赤が廻っていますので、本命殺は西北、月命殺は南西になります。また本命殺・月命殺の反対の方位（右下図）をそれぞれ本命的殺、月命的殺（まとめて的殺）と呼び、本命殺・月命殺同様に凶方位です。

本命殺・月命殺の凶象意は五黄殺・暗剣殺に次いで強力な作用があり、この方位に移転や増改築すれば、原因不明の病気で苦しんだり、命に関わる病気に発展する可能性があると言われています。一方、的殺の凶象意として、頑張っているのに思うように成果が上がらなかったり、人間関係のトラブルに見舞われる、計画が破綻するなどがあります。

全員に適用されるわけではないですがもう一つ凶方位があります。主に12歳以下の子供に影響があると言われる小児殺です。小児殺は子供が事故や病気にあいやすく、子供のいる家庭では移転や増改築に小児殺の方位を避けてください。

この小児殺は月の方位で見るのですが、下記右の小児殺早見表より年の十二支から小児殺の廻る九星を出します。たとえば2017年8月11日は酉年なので小児殺早見表から三碧が小児殺の九星だと分かります。実際に2017年8月の月盤（左下図）を見ると西北が小児殺であることが分かりますので、小さいお子さんがいる人はこの方位に気をつけてください。なお、月盤に適用されるので小児殺は毎月変わりますのご注意ください。またこの小児殺の方位は個々人で違うわけでなく全ての人（子供）に適用されます。