四柱推命でその人を占う上でもっとも基本となるのは命式です。命式とは占星術でいうホロスコープみたいなもので、その人の命運を示す十干十二支が表されています。下の図が一般的な命式です。流派によって多少の形の変化はありますが年干、年支、月干、月支、日干、日支、時干、時支の8つ赤文字部分が命式を見る上で要になります。この8つの文字それぞれに十干と十二支が入り、その入る場所によって意味が異なります。ちなみに8つの文字で判断するため本場の中国では四柱推命を「八字(パーツー)」と呼びます。
命式表
それぞれ場所には以下のような意味があります。
天干、地支
天干は表面的に表れる事柄を表し、性格や才能、人間関係、表面的に見えるものなどを表します。一方、地支は内面的に隠れた事柄を表し、他人から見ても分からない隠れた性格や才能のことを示します。四柱推命で運勢を判断するときは地支の影響が強く表れやすく、地支の潜在的な部分が人に大きく影響しています。なお、年支、月支、日支、時支の4つの地支には2つないし3つの十干が内在しており、月の前半・中盤・後半かでどの干を採用するかが決まります。この辺は複雑なので別の項で解説します。
年柱(年干、年支)
年柱は主に先祖や両親、目上、家系的なことを表します。特に年干は祖父や父を、年支は祖母や母を見ます。家系的な因縁がある場合は年柱に表れることが多いです。時期は20歳くらいまでの初年運を表します。
月柱(月干、月支)
月柱は兄弟、姉妹、友人、同僚などを表します。また社会的活動がもっとも顕著な20歳〜35歳までも表しますので、月柱は社会的な運勢も表します。月干は父または兄、月支は母または姉を表します。
日柱(日干、日支)
日柱は自分自身を表すもっとも重要な柱です。すべてはこの日柱を中心とした関係で成り立っています。特に日干は自分、日支はパートナーを表します。日干と日支の関係でパートナーとどういう付き合い方になるのかここで分かります。なお、日柱は35歳〜50歳くらいまでの中年運を表します。
時柱(時干、時支)
時柱は子供や子孫、目下、部下などを表します。
時干は男の子、時支は女の子を表し、50歳以降の晩年運はこの時柱の影響が強いと言われています。ただし、出生時間が分からないと時柱が出せないため、日柱までしかない三柱で見ることがあります(正確ではありませんが、ある程度は三柱でも分かります)。
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