太陽星(たいようせい)- 細かいことを気にしない楽天家

封神演義での太陽星は殷の副宰相を務めた比干(ひかん)

今回は太陽星を紹介します。太陽星は文字通りあの太陽のことを指しています。封神演義上の人物では殷の副宰相を務めた比干(ひかん)という人物、紂王の叔父にあたる人です。妲己によって操られた紂王の悪政をたびたび正そうと助言しますが最後には妲己の策略にはまり自らの心臓を抉る最後をとげてしまいます。紂王に仕える忠誠心と最後まで国を良くしようと思うまっすぐな心が特徴です。

太陽星の意味と命宮に入った時の特徴

太陽星は吉星にあたり、五行は陽の火、中天星になります。勇気・陽気・活発・男性的・楽天的・正直・発展・出世・行動力などの意味があります。

太陽星を命宮に持つ人は、陽気で明るくさっぱりしていて公明正大な性格です。特に女性であれば男性的でキャリアウーマンのように行動するタイプになりそうです。遊びでも仕事でも積極的にあちこちを飛び回る行動力があり、さらに社交性もあるのでで自然と人の上に立つ存在となるでしょう。気前が良いので出費がかさむことに注意しましょう。

太陽星の仕事運(太陽星が官禄宮に入る場合)

太陽星が官禄宮に入る場合、その社交性を活かしてサービス業や旅行、広告に携わる仕事が合っているでしょう。また太陽星を持っている人は、自然と人より目立つのでテレビ・映画・芸術の分野も良いでしょう。リーダーシップを発揮できるので仕事では人の中心になって動く存在になりそうです。

太陽星の財運(太陽星が財帛宮に入る場合)

財帛宮に太陽星が入っていると、先天的に財運はありますが気前が良い性格が災いして出費のほうも多いでしょう。文昌星や左輔・右弼、天魁・天鉞の吉星と同宮すると若くして成功し、社会的地位や名誉を得て大きな財を獲得できるでしょう。

太陽星の社会・移動運(太陽星が遷移宮に入る場合)

遷移宮に太陽星がある場合、移動運は良好で、移動や移転先で多くの友人やチャンスに恵まれるでしょう。ただし、外出すると気が大きくなりやすいので移動に伴う出費や交際費など気付くと大きな出費になっているかもしれません。