紫微斗数 占い

紫微斗数編

紫微斗数(しびとすう)とは

紫微斗数(しびとすう)占いとは四柱推命に並ぶ中国発祥の代表的な占いです。生まれ時間が分からないと占えない占術ですが、その精度は四柱推命にも劣らずとも言われるほどの的中率と言われています。命盤と呼ばれる12個の宮にどの星が入っているかで、あなたの運勢を推し量る占いです。命術に属しており様相は四柱推命よりもどちらかというと西洋占星術に似ています。四柱推命同様に陰陽五行をベースとしていますが暦は中国暦(農暦)を採用しています。ですので、同じ中国の占いですが四柱推命とはまた違った側面であなたの運勢が見れます。

紫微斗数の歴史と由来

歴史的には中国の唐、宋の時代、道教の祖の一人 陳希夷(ちんきい)という人物が創り出した占いと言われています。陳希夷自身は書物として紫微斗数を残しておらず、一方で観相で有名な「神相全編(しんそうぜんぺん)」を記しています。紫微斗数が書物として書かれたのは陳希夷の18代目の子孫である羅洪先によって記されたのが最初と言われています。

紫微斗数の由来は、紫微星という皇帝を象徴する星があり、この紫微星は北極星も表しているため(ただし、実在する北極星自身ではなく象徴として当てはめたもの。北極星は真北に位置し、地上からは北極星を中心に北の天球が周るように見える)、全ての中心的な存在として紫微の名を冠しています。また斗数は、斗はひしゃくの意で数(誕生日の命数)を計るという意味から付けられています。

紫微斗数で何が見れるのか

自分の基本的な特質・性質、仕事運、金運、パートナー運、子供運、家庭運など12に渡る領域(テーマ)にどの星が入っているかによって先天的な運勢を見ることができます。たとえば自分の宿命や両親・兄弟が助けになってくれるか、どの仕事が向いているか、お金に恵まれるか、病気になりやすい体質かなどが見れます。12のテーマの詳細はさらに下記に記載しています。なお、12のテーマと星が配置されている下図のようなものを命盤(めいばん)と呼びます。西洋占星術でいうとホロスコープ、四柱推命でいうと命式にあたります。

紫微斗数で出てくる宮

紫微斗数では12の領域(宮と呼ばれています)があり、その領域にどの星が入っているかで命盤を解釈します。

命宮(めいきゅう)
命宮とは自分自身を表すもっとも基本となる宮です。この宮に入っている星があなたの運勢に一生の範囲で影響を及ぼし、あなたの性格や特徴を表します。

兄弟宮(けいていきゅう)
兄弟姉妹との縁を見る宮です。兄弟が自分の力になってくれるか、疎遠になるか判断できます。

夫妻宮(ふさいきゅう)
パートナーとなる人のタイプが見れます。相手とどういう付き合い方になりやすいか、どんな関係性を作るか相性なども含めて見ることができます。

子女宮(しじょきゅう)
子供について見ることができる宮です。子供がどんなタイプか、どういう接し方が良いか、子供との縁が見れます。

財帛宮(ざいはくきゅう)
あなたの金運が見れる宮です。自分の稼ぎ方がどういうタイプか見ることができます。ただし、棚ぼた的な金運はではなく、自分自身がお金をどう作ってどう管理するかを見ます。

疾厄宮(しつやくきゅう)
病気や突発的なトラブルを見る宮です。病気や災難のタイプや深刻度が見れます。

遷移宮(せんいきゅう)
引越しや移動、その人の第一印象(外面や社会的な自己表現)を見る宮です。命宮がその人の内面を表す一方で遷移宮はその人の外的な特徴を表し、社会で自分をどう表現していくかが見れます。

奴僕宮(ぬぼくきゅう)
別名、人事宮とも呼ばれ、部下や目下、遠い友人など見る宮です。交遊関係などが見れます。

官禄宮(かんろくきゅう)
職業や仕事に関係することが見れる宮です。仕事に対する取り組み方や出世運などを見れます。

田宅宮(でんたくきゅう)
家庭環境や不動産などが見れる宮です。不動産や家庭環境が恵まれているか見ることができます。

福徳宮(ふくとくきゅう)
自分の精神的な特徴を見る宮です。性格と似ていますが、こちらは精神的に何を欲求するか、趣味趣向に関連します。

父母宮(ふぼきゅう)
自分自身の親のことを表す宮です。親だけでなく上司や師匠など目上の人も表します。この宮は親との関係や親からの影響力を見ることできます。

紫微斗数で使う星

紫微斗数では数百の星を使用します。非常に種類が多いのですべての星は紹介できませんが、以下に主要な星を紹介していきます。

メインの星(主星)

紫微星(しびせい)
キーワード:威厳・地位・名誉・成功・プライド
主星の中の最初の星、もっとも重要な星です。北極星の象徴とも言われています。紫微星を命宮に持つ人は生まれながらの気品と堂々とした雰囲気を持つ人が多いです。

天機星(てんきせい)
キーワード:知識・学問・情報・知的探究心・計画性
天機星は知性を表し、命宮にこれを持っていると知的探究心が旺盛だったり、計画的な人が多いです。一方、実行力に欠ける部分もあります。

太陽星(たいようせい)
キーワード:陽気・活発・理想・恋愛・結婚
太陽星はその名の通り太陽と同じイメージでエネルギーあふれる象徴です。太陽星を命宮に持つ人は、いつも明るく正義感あふれる人、じっとはしていられない性格でしょう。

武曲星(ぶごくせい)
キーワード:勇敢・決断・指揮・まじめ・努力家・実務能力・短気
武曲星は将軍のような勇敢で決断力のある強さを持つイメージの星です。命宮にあると仕事はテキパキこなし、頼もしい存在となりそうです。短気で口もオブラートに隠さずストレートに表現しそうです。

天同星(てんどうせい)
キーワード:平和・恋愛・楽天的・温厚・心やさしい・社交的
天同星は優雅で品があり温厚な象徴を表します。命宮に持つ人は社交的でユーモアにあふれる性格でしょう。ハングリー精神がないので決断したり、グループをまとめるのは苦手です。

廉貞星(れんていせい)
キーワード:現実・制裁・裁判・色事・強い意志・ギャンブル・損得感情
廉貞星は現実の厳しい問題に対処する強さと意志と一方で貪欲さや狡猾さも象徴しています。この星を命宮に持つ人はやり手で、その分、他人には厳しい面があります。廉貞星は異性運が強いですが一時的な欲望に流されやすい傾向があります。

天府星(てんぷせい)
キーワード:温厚・伝統・安定・慈悲・度量が大きい・禄庫・おおらか
天府星は温厚、聡明で小さなことに拘らない大らかなイメージを司さどります。プライドが高く、のんき部分もありますが、福分に厚い星です。

太陰星(たいいんせい)
キーワード:謙虚・母性的・ロマンチスト・家庭・不動産・優しさ・神秘的・芸術
太陰星は月を表し、その象徴として母性、神秘、謙虚などの受動的なイメージを表します。太陰星を命宮に持つ人は謙虚でおしとやかな人が多いです。精神的に繊細で潔癖なところもあります。

貪狼星(どんろうせい)
キーワード:快楽・欲望・恋愛・色事・芸術・芸能・自由・わがまま
貪狼星は欲望や色事などを表します。命宮に貪狼星を持つ人は華やかな人が多く自然に異性から注目されるでしょう。大胆な人も多くコツコツ積み重ねる作業は向かないでしょう。

巨門星(こもんせい)
キーワード:弁舌・声・セールス・分析・マニアック・飲食・思想
巨門星は声や言葉、研究や分析することを表します。命宮にこの星を持つと頭の回転が早く話しがうまかったり、まめな人になりやすいでしょう。またグルメだったりコレクターになりやすい面もあります。

天相星(てんそうせい)
キーワード:奉仕・協調性・自己犠牲・真面目・参謀・礼儀正しい・勤勉・心理
天相星は奉仕や勤勉さを表します。命宮に天相星がある人はやさしく礼儀正しい人が多く品行方正です。人の喜ぶ顔を見るのが好きで人に尽くします。本質的には保守的で引っ込み思案です。

天梁星(てんりょうせい)
キーワード:親分肌・統率・実務・医療・プライド・ワンマン・長寿・人情
天梁星は大将のような親分気質のある性質を表します。世話好きで強情な面がありますが人情に厚い面があります。命宮に天梁星が入ると、気付くと人から慕われるリーダーとなっていることでしょう。

七殺星(しちさつせい)
キーワード:権威・勇敢・強い精神・スピード・独立・潔い・医者・海外
七殺星は強いチャレンジ精神を表し、責任感の強さ、物事をやりきる力と速さが優れています。命宮に七殺星が入ると竹を割ったような性格の持ち主になり、他人の干渉を嫌い、誰にも媚びへつらうことなく自らの道を突き進むタイプとなるでしょう。

破軍星(はぐんせい)
キーワード:破壊・創造・変革・勇気・直観・変化・再生・破産・型破り
破軍星は破壊と創造を象徴する星です。命宮にこの星を持つと型破りでサッパリした性格、個性豊かな人が多いでしょう。

サブの星(副星)

文昌星(もんしょうせい)
キーワード:ダンスなどの動きのある芸術・学問・文章・芸能・創作・精神的ゆとり
文昌星は芸術、芸能・創作を表します。芸術は特に動きのあるものを指します。

文曲星(もんごくせい)
キーワード:音楽、書道、絵かきなどの動きのない芸術・文章・学問・学芸
文曲星は文昌星と似た意味です。特に違いは同じ芸術、芸能でも特に音楽、書道、絵かきなどの静的な芸術に向いています。

左輔星(さほせい)
キーワード:援助・人脈・協力・計画・向上心・交際
左輔星は他人からの援助などの意味があります。左輔星が命宮に入ると皆から信頼される人望厚い人になります。

右弼星(うひつせい)
キーワード:補佐・援助・異性・協力・計画・交際・責任感
右弼星は左輔星と意味は似ていますが、とりわけ異性から好かれて助けてもらうなどの意味があります。左輔星同様、対人関係は良い傾向にあります。

天魁星(てんかいせい)
キーワード:昼に出会う有力者・聡明・補佐・援助・出世・名誉
天魁星は目上から助けてもらったり、名声を得たりする意味があります。昼の明るいなかで出会う人に良い縁があります。

天鉞星(てんえつせい)
キーワード:夜に出会う有力者・妖艶・補佐・援助・従順・恋愛
天鉞星は天魁星と同様に目上から援助を受ける意味がありますが、異性からの助けとなります。夜に出会いに良い縁があります。

羊刃星(ようじんせい)
キーワード:事故・ケンカ・暴力・刀傷沙汰・強情・反骨精神
羊刃星は事故や暴力などトラブルを表す凶星です。刀傷沙汰のトラブルも表します。

陀羅星(だらせい)
キーワード:争い・残忍・嫉妬・短気・決断・事故・病気・困難・煩悩・粘り
陀羅星は羊刃星と同じく凶星です。あらっぽい、短気、感情面のトラブルや事故やケガを表します。

火星(かせい)
キーワード:外的闘争・活力・心臓・脳・瞬発力・アグレッシブさ・火山
火星は表面的なトラブルを表します。またあらっぽい、強情で短気など凶星の意味がありますが決断力やパワーが必要なときに役に立ちます。

鈴星(れいせい)
キーワード:内的闘争・孤独・焦り・心臓・歪み・煩悩・マグマ
鈴星は火星と反対に内的トラブルを表します。感情を内に溜め込み、執着、嫉妬なども表します。

天空星(てんくうせい)
キーワード:精神・心理・虚しさ・宗教・口下手・哲学・占術・空想
天空星は精神的に満たされない、情緒不安定、無気力などを表す凶星です。哲学・宗教の意味もあります。

地刧星(ちごうせい)
キーワード:物質・孤独・災厄・不誠実・精神的苦労・ホームレス・紛失
地刧星は天空星と似た意味を持ち凶星です。精神的なトラブルのほか物質欲が少ないなども表します。

禄存星(ろくぞんせい)
キーワード:財産・財運・物質・円満・倉庫・衣食住・生活を楽しむ・安定
禄存星は物質的、経済的に恵まれることを表す吉星です。安定するという意味もあります。

天刑星(てんけいせい)
キーワード:孤独・医療・法律・刑罰・学者・訴訟・逮捕・プライド
天刑星は天空星や地刧星と似た精神的な孤独さを意味を持つ凶星です。一方で他にも医療、法律、犯罪に関わる意味もあります。

天姚星(てんようせい)
キーワード:色気・妖艶・性愛・異性との出会い・社交性
天姚星は女性的な魅力、異性との出会いを表します。快楽的な欲求も表しますので若干凶星としての意味も含まれます。

天馬星(てんませい)
キーワード:移動・異動・旅行・引越し
天馬星は移動や旅行、引越しなど動くことに関する星です。

龍池星(りゅうこくせい)
キーワード:優雅・美意識・風流・試験・耳・演舞・舞踏・池・水辺
龍池星は優雅、古風で風流などの意味がある星です。争いを好まず、内面的な美意識にこだわる、流されやすいなどの意味もあります。

鳳閣星(ほうかくせい)
キーワード:優雅・美貌・風流・試験・口・古典芸能・家庭的・山間部
鳳閣星は龍池星と意味が似ており、優雅、風流で古風、美貌などの意味があります。ほか鳳閣星は土に属するので山間部と言った意味や山の凶象意であえる身動きが取れないなども表します。

天喜星(てんきせい)
キーワード:婚姻・長寿・妊娠・恋愛・お祝い事・品格
天喜星は喜び事を表す星です。結婚を意識した出会い、妊娠など吉象意を暗示します。

紅鸞星(こうらんせい)
キーワード:婚姻・華美・自由・おしゃれ・派手・異性との出会い
紅鸞星は天喜星と似た意味を表し吉星です。紅鸞星は外面重視するため華やかな意もあります。命宮にこの星があると美男美女になります。

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