七殺星 紫微斗数 甲級 主星

占いブログ【紫微斗数】主星紹介 – 豪快さとスピードを併せ持つ一匹狼 七殺星(しちさつせい)

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紫微斗数の主星紹介シリーズ。紫微星から始まり前回は天梁星を紹介しました。

↓天梁星紹介

↓紫微斗数とはなんぞやの人は以下のページをご覧ください

今回は七殺星の特徴や各宮に入ったときの運勢についてご紹介します。

封神演義での七殺星は殷の将軍 黄飛虎(こうひこ)

紫微斗数の主星14星は封神演義のキャラクターを元にしているという話しを以前のブログでしました。今回お話する七殺星は封神演義では殷の将軍になります。黄家の名門の軍人一族で紂王の片腕として仕えていました。しかし、あるとき妻の賈氏(かし)を妲己の策略により亡くしてしまいます。黄飛虎はそれを知り紂王を見限り、周の文王のもとに下りました。その後は殷を倒すために忠義を尽くしたと言われています。

七殺星の意味と命宮に入った時の特徴

七殺星は南斗6星に属し、五行は陽の金となります。権威・勇敢・強い精神・スピード・独立・潔い・医者・海外などの意味があります。

七殺星が命宮に入る人は、逆境を跳ね除けるほどの強い意志とスピード感ある行動力を持ちます。独立心旺盛で人から指示されるのを嫌うので早くからフリーで活躍している人も多いでしょう。性格は裏表なくさっぱりしており、人と馴れ合わない性格をしているので一匹狼的なところがあります。良くも悪くも媚びない性格のため世渡りは上手なほうではありませんが、困っているときには人を助け、ここぞというときに頼れるような頼もしい存在の人です。

七殺星の仕事運(七殺星が官禄宮に入る場合)

七殺星が官禄宮にある人は、七殺星は冒険や開拓という意味が含まれているので探検、格闘技、スポーツに関連する仕事が向いているほか土木、測量、漁業なども向いています。七殺星が官禄宮に入る人は、基本的に束縛を嫌いルーチン作業が苦手なので典型的なサラリーマンや事務仕事は向かないかもしれません。比較的自由に活動できる自営業かフリーでできる仕事のスタイルを模索すると良いでしょう。

七殺星の財運(七殺星が財帛宮に入る場合)

七殺星が財帛宮に入ると、早くから独立して自由業でお金を得るスタイルになりやすく収入もアップダウンが多いでしょう。ただ思わぬ財を掴むこともあります。外に出て働くことに縁がありますのであちこち転々とする可能性はありますが、じっとしているより変動があるほうが七殺星は合っていますので積極的に動いて財を創ると良いでしょう。

七殺星の社会・移動運(七殺星が遷移宮に入る場合)

七殺星が遷移宮に入ると遠方に縁があります。生まれ故郷を離れて生活し、仕事も出張が多かったり、旅行で飛び回ったり、忙しく動き回る傾向になるでしょう。社会的には早くから独立してフリーで活躍していきます。不屈の闘志とチャレンジ精神で正面から問題にぶつかっていくので若いころは苦労するかもしれませんが、年齢を重ねるにつれてうまく対応できる術を身につけるので晩年には大きな成功が期待できます。