十二運 四柱推命 占い

占いブログ 【四柱推命】 十二運が導く運勢と性格

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十二運とは十二の運勢の段階を表したものです。四柱推命の命式中の十干十二支の組み合わせにより十二運が導き出されます。十二運は通常、命式中の各柱ごとに出すため自分の命式には全部で4つの十二運があります。また年廻りでも十二運があります。

命式の各柱によって十二運が及ぼす運勢の影響が変わってきます。特に日柱の十二運は運勢だけでなくその人の性格も色濃く反映しています。実は動物占いはこの日柱の十二運を動物に例えていると言われており、皆さん十二運をメジャーなところで間接的に触れているかもしれません。

十二運は次の12種類のサイクルで表されます。
【 胎、養、長生、沐浴、冠帯、建禄、帝旺、衰、病、死、絶 】
これは運気のサイクルを人が生まれてから死ぬまでの一生を例えたものです。よく年廻りの十二運に死が入っているとき、私この時死ぬんですか?!と聞かれる場合がありますが、あくまで運気のサイクルを死という象徴的なもので表しているだけで直接死と関係しているわけではありません。

十二運の一般的な運勢と性格を下記に紹介しておきます。

【十二運 】胎(たい)温和でムードを大切にする

十二運の胎は母親の胎内に胎児を宿し始めた様子を表します。新しい命を宿し広がることから探究心や発展性の意味があり、日柱に胎がある人は好奇心旺盛な人が多いです。性格的には温和でやさしく物事に恐れない強さがあるのですが良くも悪くもその場の雰囲気に左右される面があります。理想が高いせいか物事もなかなかこれと選びきれず、忍耐弱いので決める前に次にいってしまうことも。忍耐を学ぶことで中盤以降運勢が開けてきます。

【十二運】 養(よう)忍耐強く慎重派

十二運の養は母親の胎内で新しい命を宿しながらも、宿ってまもなくのまだ安定していない慎重さが必要な時期を表します。日柱が養の人は運勢的には苦労が多く人生の前半は試練が続くでしょう。性格は慎重で忍耐力があり、順応性もあるので耐え忍ぶことによって将来的に発展するでしょう。精神的にはどこか甘えられる存在がいると良いかもしれません。また母親との縁があります。

【十二運】 長生(ちょうせい) 明るくのびやか

十二運の長生は胎児が成長して安定期に入り、これから生まれ出る様子を表します。したがって発展や成長、幸福、円満などの意味を持ちます。長生の人は明るく親しみやすい雰囲気を持ち温和です。積極的ですが、そこまでガツガツしていないせいか気持ちにゆとりがあります。長生の人は何事もゆっくり発展していきますので焦らず自分のペースでやっていくと良いでしょう。

【十二運】 沐浴(もくよく)熱しやすく冷めやすい

十二運の沐浴は赤ちゃんがいよいよ誕生し、産湯に入る様を表します。赤ちゃんは元気に泣いていますが生まれて間もない状態でまだ不安や迷いが続いています。沐浴は迷い、変動などを意味しており、沐浴を持つは性格的に気迷いが多くコロコロとやることを変えやすい性質があります。魅力的な人も多くモテるので恋愛なども不倫関係に陥りやすかったり異性関係で問題を起こしやすい面があります。学芸や技術に才があるのでその方面で活躍できるでしょう。

【十二運】冠帯(かんたい)勢いがあり負けず嫌い

十二運の冠帯は子供から成長して青年期を迎え、これから一人前としてやっていく様を表します。冠帯は勢いがあり運勢も強いので大きく発展、向上する性質があります。冠帯の人は我が強く負けず嫌い、パワーがありますので人より抜きん出て目立つかもしれません。威張ったりワンマン気味の傾向にあるので人と協調することを学ぶと大発展するでしょう。

【十二運】建禄(けんろく)真面目で堅実

十二運の建禄は成人して財産をなし家を構えて安定している様を表します。建禄は安定、発展、財産、地位などを意味します。建禄の人は真面目に努力を怠らず物事に取り組みます。周囲とも協調しながらやっていくので発展を望みやすく、人生の早い段階から地位ある立場になるかもしれません。

【十二運】帝旺(ていおう)プライド高いリーダー

十二運の帝旺は社会的にも人生的にも頂点に達した様を表します。地位と名誉を手にし自信がある状況です。帝旺は活発、強気、独立などの意味があり、帝旺がある人は人を巻き込む強いエネルギーを持ち、人の上に立つ器量があります。プライドが高く自信家なので人に頭を下げるのは苦手です。女性の場合、男性的にバリバリ仕事をやる人が多いです。

【十二運】衰(すい)温和な奥手タイプ

十二運の衰は人生の頂点が過ぎ去りこれから熟成されていく様を表します。いままでの運勢の強さから陰りが見え始めることから弱気、慎重、真面目などの意味があります。衰の人は温和でおとなしいタイプの人が多く、猜疑心が強いので奥手で保守的な傾向があります。衰が運勢に廻るときは新しいことに挑戦するより今の現状を維持していくといいでしょう。

【十二運】病(びょう)空想力豊かな潔癖症

十二運の病は人生の中で病気になり停滞している様を表します。実際の「病気」とは直接関係はありません。停滞してはいますが、これまで努力して培ったモノを刈り取って蓄える時期になります。病の人は温厚で人にやさしくどちらかと言うと消極的なタイプです。行動力はないほうなので頭の中でいろいろ考えすぎて取り越し苦労が多いかもしれません。また物事を深く探求する性格のためこだわりが強く潔癖な部分があります。

【十二運】死(し)頭は良いが決断力に欠ける

十二運の死はまさしく生が終わることを示すため停滞や安息、平穏、不活発などの意味があります。病と同じく実際の「死」とは関係がありません。死の人の特徴は真面目で知的、洞察力が鋭く物事を先の先まで読む力があります。そのため対応が早い面もありますが、なかなか決断できずチャンスを逃してしまうことも。ロマンチストな一面もあり芸術や技術の才能に恵まれるため、その方面に進むと成功が期待できます。

【十二運】墓(ぼ)計画的で保守的

十二運の墓は死を迎えてお墓に入る段階を示し人生の安息時期を表します。墓の人は真面目で堅実、綿密に計画しないと気が済まない面があります。墓は四柱推命では蔵(くら)という意味もあり、通変星の財の星と墓が一緒になるとその蔵にお金を貯めることができるという意味があります。性格は保守的なため、お金はコツコツ貯めて蓄財することに喜びを感じます。

【十二運】絶(ぜつ)浮き沈みのある努力家

十二運の絶はすべてが絶え、次の新しい芽に向けて動き出す様子を表します。絶は最も底の運気を通り一転上昇に向かうため、浮沈、別離、転機などを意味します。絶の人のパッと見はおとなしそうに見えても感情のコントロールが苦手で激情的になることがあります。内面の不安定さと色情問題でさまざまな苦労をしますが、それを克服するために人一倍の努力を重ねて成功するでしょう。なお、絶の人は孤独癖があり一人の時間が必要です。

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